【高校女子】【番外編】「岩手県陸前高田市復興支援ボランティア」に参加致しました。

12月14日~16日、
本校高校1年生部員5名が「岩手県陸前高田市復興支援ボランティア」に参加致しました。

以下5名のコメントです。

・中島 涼香

今回ボランティアでは特に、奇跡の一本松以外で流されてしまった松林をもう一度再生する為に必須となる竹の支柱を作る作業をさせてもらいました。

初めて持つ道具での作業で難しかったですがたくさん自ら働くことができてよかったです。

いつか自分達の作った支柱でたくさんの松林が育てばいいなと思いました。

・佐藤 モナ

今回初めてボランティアをし、初めて岩手県に行きました。
バスで陸前高田市に入って窓の外を見た時に7年前に起こった震災で被害にあった団地が7年前のまま残されていて周りの景色もテレビで見たのと生で見るのとで全然違いました。
地震の影響で海の波が多くの人を飲み込んで初めて地震の怖さを知りました。
私はりんご収穫のお手伝いをしました。高いところに登ったりいろんな体験をしました。
いつも食べ物は普通に食べてきたけど被災にあった方の事を想うと食べ物に感謝しようと思いました。

・植木 仁咲

私はりんご狩りをさせていただいたのですが、色々な方と協力して活動することができました。小中学校は7年9ヶ月してやっと校庭で遊べるようになったという現地の方の話に驚きました。このボランティアでたくさん貴重な経験をすることができました。

・篠原 憩

今回、このボランティア活動で震災、津波を経験した方からお話を聞く時間もありました。

実際に津波が来たのは地震発生から20分後らしいのですが、津波が来るまで7分という世間一般な考えがあったようで、避難して7分経ち、津波が来ないがために家に戻ってしまい、津波に流されてしまった人も少なくないようでした。
 この話を聞いて私も、もし実際に同じ場所でこの震災に遭ったとして、避難して7分経ち、津波が来なかったから戻ってしまうなと思いました。
そのために、私たちが作業を始める前に注意として、もし今津波がきたら"津波てんでんこ"、自分の身は自分でまもるということを言われました。

また、5メートルの堤防があり3メートルの津波が来ると言われたら、あなたは避難しますか?という問いに対し、私は逃げないなと思いました。
しかし、実際に経験した方は、周りにどう思われたって、逃げるべきだと言っていました。
集団行動を好む人間は自らの判断で行動をすることを避けていることが多いと思います。
しかし、自分の命をまもるためには他人の行動を伺っている暇はないと思います。

今回のボランティア活動で自然の恐ろしさや、人間の無力さ、これからの生き方について改めて考えさせられるいい経験ができたと思います。
東北地方は経済的か面でも復興が遅れていたり、人手が足らず、作業時間が長くなってしまったりと震災から7年9ヶ月も経っているにもかかわらず、まだまだ支援が必要です。
このボランティア活動はこれからも続くそうなので、次の機会も参加したいと思います。

・野本 葵

「もし 防波堤が15メートルもあって 5メートルの津波が来るという警報があったら あなたは逃げますか?」

この被災者の方からの質問が私の心にとても響きました。
そして、私はもしも自分だったら…と考え、逃げるか逃げないかの間で葛藤しました。

3.11の東日本大震災で多くの人が命を落としました。その中でも 防波堤よりもはるかに低い津波だから避難する必要はないだろうと判断し逃げずにいた結果命を落とした人もいたそうです。

また 今回訪れた陸前高田市の市民にとって車は日常生活において欠かすことのできないもので 車がなければ交通手段はほとんどないそうです。そのため多くの市民が車で避難しようとして津波に巻き込まれて亡くなられたそうです。

この話を被災者の方から実際に聞いて 私は改めてどんな津波の高さであっても 危機感をもち、なによりも自分を第一に考え避難する必要があると感じました。

そもそも 今回私がボランティアに参加した理由は2つあります。

1つ目は 被災者の方のために 少しでも力になりたいと思ったからです。

2つ目は 震災から7年経った被災地を 自分の目で実際に見たいと思ったからです。

実際に被災地を訪れてみると壊れた建物が未だに残っていました。また 工事が終わっていない場所や建物も未だにありました。

被災者でない私達は震災があった7年前に比べて 被災地に対しての関心が薄れているように感じます。むしろ 被災地が復興し 7年も経っているから震災前の姿に戻っただろうと思ってしまうかもしれません。しかし、実際被災地の復興が完璧に終わった とは言えない状況でした。復興できていない地域があるということを他人ごとにするのではなく、まだ復興していない地域があることを知ることがなによりも大切だと感じました。

今回のボランティアでは、私はまず午前中に竹切り作業を担当しました。竹切り作業では防波堤に使われる支柱を作るためにのこぎりで竹を切り、鉈で先を尖らせそれらをひもで結わいてまとめるという作業をしました。

午後はりんごの収穫を担当しました。

高いところにあるりんごも普段のラグビーのトレーニングの成果があったのか仲間と協力して肩車をして全て取ることができました(笑)

今回のボランティアを通して普段は経験することのないような活動をすることができました。また、普段なかなか考えないようなことに真剣に向き合って考えることができ非常に貴重な経験となりました。

この経験をしっかりと胸に留め、また、ボランティアをする機会があったら、自分から積極的に参加したいと思います。

本校女子ラグビー部はクラブ活動として、ボランティア活動を強制しているわけではありません。彼女たちの数名は、昨年度も自主的にボランティアを希望していましたが学校行事などと重ねってしまったため参加は出来ませんでした。

そして今年もボランティアを志願、新しいメンバーも誘い参加をさせて頂きました。

それぞれの素晴らしい思いを発信して欲しいという願いを込めてコメントとして発表させて頂きました。

こういった経験を重ね、ラグビーだけでなく「心の強い」女性として育っていって欲しいと願っています。